GREETING

ADSLや光回線が爆発的に普及してからというもの、ホームページ(ウェブサイト)の持つコンテンツもテキストでの単なる情報提供にとどまらず、
高解像度の画像や動画によるダイナミックで多彩な表現を行うものが増えてきました。
加えて、相次ぐ次世代通信規格の登場、iPhone や Android といったスマートフォンへの移行、iPadやAndroid、
その他のブランドがリリースするタブレットやウェアラブル端末の普及などにより、情報へのアプローチの方法だけでなく、
人々のインターネットとの関わり方、社会そのものも大きく変化してきています。
こうした状況の中、新規にホームページをオープンされる企業様や店舗責任者様の中には、
「自社イメージを向上させるサイトを構築したいが自社にそういったスキルを持つ人材がいない」
「ホームページが古くなったのでデザインをリニューアルしたいが、どこから手を付けたら良いのか」
といったお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃることと思います。
さらに、かつてのような「ホームページを公開すればすぐに利益があがる」という幻想も消えて久しく、
集客力を向上させるためには、ホームページの公開だけでなくいかにして露出を増やすか、
ユーザーの動向を探りいかにして売上げに反映させるか、という運営上の視点も求められてきています。

単にホームページ制作を行い、ネット上に公開しただけでは思うような成果はあがりにくくなっています。
人員と予算に余力があれば、検索広告の出稿、フェイスブック、ツイッターといったSNSの活用やメルマガの発行を検討する必要が出てくるほか、
ホームページ内に
アクセス解析を設置し、頻繁に閲覧されているページのチェック、逆にアクセスの少ないページの検証、
YahooやGoogleなどの検索サイトからどのような検索キーワードによって自社ホームページに辿り着いたかのチェックなど、公開後も何かと手入れが必要になります。
また、新規ドメインによって公開したばかりのウェブサイトは、例えるなら絶海の孤島にあるようなもので、Google 以外に誰もその存在に気づいてくれないことがあります。
「SEOはもう時代遅れ」「検索サイトへの登録は無意味」と言われるようになった現在でも、公開初期段階での露出を増やしアクセス流入のための経路を作るという意味において、
検索ディレクトリへ登録するメリットは未だ完全には失われていないものと考えます。
余談ですが、
当方で制作致しましたウェブサイトは、この fyp.jp 内でもページを割いてご紹介し、
Facebook ページにて告知も行っております。
弊社には、他社様で制作されたホームページを公開していらっしゃる企業様から「ホームページを公開しているけれど期待した程の効果があがっていない」というご相談をお寄せいただくことがございます。
中には「自社の社名を検索に入れても、検索結果に出てこないのはどうして?」というご質問もございます。
このような場合、ホームページが効果を発揮できない理由として大きく分けて下記のような点が考えられます。
- アクセス解析を設置・活用されていない
- サイト内でのキーワードの整備が施されていない、あるいは不十分
- 検索サイトへの登録や、クリック広告などによるサイトのアピールが、競合に比して不十分(検索サイト登録については賛否あります)
- ホームページの情報自体の更新頻度が低い(半年や1年に1回、あるいは何年も手つかずの場合など)
- デザイン上の問題(色味や文字など全体的に見づらい・ページを移動しにくい・情報量が少なすぎる等)

ホームページは、数あるビジネスツールのうちの一つの道具であり手段に過ぎません。
制作・公開しただけではその効用を発揮できないため、サイト内のキーワード最適化、SNSの活用、アクセス解析の設置、その解析を考慮した継続的な更新作業といった手入れが必要になります。
こうした手入れを間断なく繰り返し、更新のサイクルを回していくことで、徐々にホームページの露出は高まり集客力も向上し、やがてお客様のビジネスツールとして立派に機能するようになります。
お客様には、まずこのような視点をお持ちいただき、ホームページをビジネスツールのひとつとしてお役立ていただきたいと考えます。
お客様のウェブサイトが、集客力向上・ビジネス促進に役立つよう願って止みません。
また、その折には、当方の
ホームページ制作・ウェブデザインによってお客様へお力添えできるよう努力してまいりたいと考えております。