WEB デザインについて
PLANNING AND DESIGNING
弊社の WEB デザインの考え方
APPROACH2000年代初頭から2010年代にかけて、日本国内で ADSL や光回線が爆発的に普及しました。 それからというもの、ホームページ(WEBサイト)の持つコンテンツもテキストでの単なる情報提供にとどまらず、 高解像度の画像や動画によるダイナミックで多彩な表現を行うページが増えています。
加えて、相次ぐ次世代通信規格の登場、iPhone や Android といったスマートフォンへの移行、Apple の iPad や、 その他のブランドがリリースするタブレット、ウェアラブル端末の普及などにより、情報へのアプローチの方法だけでなく、 人々のインターネットとの関わり方、社会そのものも大きく変容し続けています。
こうした状況の中、新規にホームページをオープンされる企業様や店舗責任者様の中には、
「自社イメージを向上させるサイトを構築したいが、自社にそういったスキルを持つ人材がいない」
「ホームページが古くなったのでデザインをリニューアルしたいが、どこから手を付けたら良いのか」
といったお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃることと思います。
さらに、かつての「ホームページを公開すれば早期に利益が上がる」という幻想も消えて久しく、 集客力を向上させるためにいかにして露出を増やすか、ユーザーの動向を探りながらいかにして引き合いや売上げに結びつけるか、 という、WEBサイト単体でなく SNS の展開などを含めた総合的な運営上の視点が求められてきています。
単にホームページを公開しただけでは、思うような成果は上がりません。 ホームページ内にアクセス解析を設置し、ターゲットユーザーの属性について十分な検討を行うことが必要になるのはもちろん、 頻繁に閲覧されているページのチェック、逆にアクセスの少ないページの検証、 Yahoo や Google などの検索サイトからどのような検索キーワードによって自社ホームページに辿り着いたかのチェックなど、公開後も何かと手入れが必要になります。 人員と予算に余力があれば、検索広告の出稿、Facebook、X(旧 Twitter)、Instagram といった SNS の活用やメルマガの発行を検討する必要も出てまいります。
また、新規ドメインによって公開したばかりの WEBサイトは、例えるなら絶海の孤島にあるようなもので、Google 以外誰もその存在に気づいてくれないことがあります。 かつては、多数存在した検索サイトへのディレクトリ登録などを行いましたが、
「SEO はもう時代遅れ」
「検索サイトへの登録は無意味」
などと言われるようになりました。ただし、現在ではその代わりとなる手段がいくつか用意されています。
業種に即したローカル情報などを整理している地域ポータルサイトなどへ登録し、出稿のうえで PR に利用する、 もしくは、Google ビジネスプロフィールへの登録を行う、などがあります。(これについては賛否があり、一概におすすめはしておりません。) 公開初期段階での露出を増やしアクセス流入のための経路を作るという意味で、こうした方法は有意義に働くと言えます。 また、依然として地域への定期的なチラシ配布なども高い効果を発揮します。 その場合は、QR コードなどを用いて自社ホームページの PR や各種 SNS と連携することが不可欠です。
さらに、かつてと異なり業種によってネットユーザーの検索行動に大きな違いが出てきていることを意識するのも重要です。 近場でのランチやカフェのスイーツを目当てにしているユーザーが、その都度検索サイトで調べていたのは過去の話です。 現在のところ、多くのネットユーザーは Instagram や X(旧 Twitter) などの SNS での検索を活用していることから、 業種によって集客方針の立て方を考える必要があります。
ホームページは、数あるビジネスツールのうちの一つの道具であり手段に過ぎません。 単に制作・公開しただけではその効用を発揮できないため、前述のようなサイト内のキーワード最適化、SNS の活用、アクセス解析の設置、 その解析を考慮した継続的な更新作業といった手入れが必要になります。 こうした手入れを間断なく繰り返し、更新のサイクルを回していくことで、徐々にホームページの露出は高まり集客力も向上し、 やがてお客様のビジネスツールとして立派に機能するようになります。
弊社は上記のような視点と認識のもと、お客様のホームページをビジネスツールのひとつとしてお役立ていただきたいと考え、 WEBデザイン・ホームページ制作を行っております。