豊年(菱山修三 著/青磁社)
学校でおぼえた日本の名詩(彩図社文芸部 編纂)
超訳ゲーテの言葉(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 著:金森誠也・長尾剛 訳/PHP研究所)
さよならは仮のことば(谷川俊太郎 著/新潮文庫)
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昭和初期~中期にかけて活躍した詩人の作。
様々な詩人のアンソロジー。
ドイツの大文豪のことばの精選。
日本における詩の巨人の作。
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「豊年」(菱山修三 著/青磁社)
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写真の中で、一冊だけ古びた本が見えると思う。これがその本でずっと読みたかった詩人の著作。
二ヶ月ほど前、仕事で桐生へ出かけた際に立ち寄った古書店「奈良書店」さんの店内でたまたま見つけて購入しておいたもの。
昭和17年の本で、著者がそれまでに編んだいくつかの詩集をまとめたものらしい。ちなみに、菱山修三の書籍はネットでは時々見かけるけれども、実際に古書店さんの店内で遭遇したのはこれが初めて。
誰だったか、以前読んだ詩作に関する本で菱山修三に影響を受けた、というようなことが書いてあったのを薄っすらと思い出した。誰だかすぐには思い出せない。
自分の中では永らく「謎の詩人」的な立ち位置を占めていた人物の一人で、ある程度のまとまった作品を今回ようやく読むことができて嬉しかった。これからも何度か読み返すことになりそうな著作。
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「学校でおぼえた日本の名詩」(彩図社文芸部 編纂)
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数か月前に読んでいたけれど、写真に入れるのを忘れていたので今回取り上げることにした。
生きていれば良いことも悪いこともある。誰かからふと投げかけられた言葉で、喜び励まされることもあれば、激しく打ちのめされることもある。
もちろん、自分が他者に言葉をかける場合においてもそうだ。そうした言葉は、その時には特に何の引っ掛かりが無くとも、時空を超えて受け手の心の中に花や傷を残す。
さらには、一見切れ切れに見える言葉の並びが、数十年を経て幾つもの鮮やかな像を結ぶことがある。これだから、読むことと書くことから離れられない。
昔の記憶を思い起こしながらそんなことが頭の中を駆け巡る、そういう一冊だった。
個人的に安西冬衛の一行詩や、小野十三郎、村野四郎などの作品が載っていたのに少し驚く。
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「超訳ゲーテの言葉」
(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 著:金森誠也・長尾剛 訳/PHP研究所)
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あのドイツの大文豪、今から二百年ほど前にこの世を去ったゲーテの作品の中から精選したことば。
超訳ということなので、厳密な訳とは多少ニュアンスが異なるところもあるかもしれないけれども、現代にもしっかり通ずる教訓、箴言が多い。
これまでゲーテの作品との縁はあまり濃くなかった。確か文庫本にして二冊程度の詩集を読んだだけで、じっくり触れてこなかった。詩だけでなく小説の方も通して読んでおくべきかもしれない。
この「超訳」という系統の本は読みやすいものが多く、じっくり読むのも良いし、かばんに入れてちょっとした時間を埋める軽めの読書にも良いと思う。調べてみたところ様々な出版社から出ていて、ショーペンハウアーとニーチェの安いものを見つけたので追加で買った。
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「さよならは仮のことば」(谷川俊太郎 著/新潮文庫)
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著者がこれまで編んできた数々の詩集の中から選び出した作品を一冊に収めた選集。読後の満足度だけで言えば、もうこの人の作品だけ追っていればいいような気さえしてくる。
自分の書くものに濃密に影響が出たりすることは避けたいので、できるだけ様々な作家や詩人の作を読んで表現の糸口や構成などを学びたいが、結局またここへ戻ってきてしまう。
谷川俊太郎の作品は、自分にとっての本当の意味で手放せない名著なのだろうと改めて思わされる。
いずれも読みごたえのある良書にて、ありがとうございました。![]()


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